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私たちは栃木で活躍する管理栄養士によるネットワークです。食の健康と安全のスペシャリストとして、地域を元気にするフードを提案します。

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米国のビーガン食の若者がフォストファミリーの娘夫婦の家にやってきた。

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米国のビーガン(動物性の食品は食べない)食の青年が、娘夫婦の家庭にやってきた。 栄養士の私に相談が来て、大阪へ「プチッとアマゾン」で食品を送った。大豆ミートはもちろんこと、ビーガン用のカレールーやマヨネーズ(卵不使用)、アイスクリーム(ココナッツ味)、ハムなどなど種類も豊富にあったのでびっくりした。ビーガン青年は日本に来ると日本食(精進料理)がビーガンに近いと知っており日本食のファンだった。納豆が大好きで毎日納豆をもって青年団の昼食で食べていたと娘から聞き、納豆を食べる米国人に驚いた。ある会食でその話をして、ビーガンはタンパク質が少なくなるので酵素が作られにくく、イライラしたりする人がいるなどの話になり。欠乏しやすい栄養はタンパク質、カルシウム、鉄、亜鉛、ビタミンB12、オメガ3EPA・DHAなど。ビーガン食に近い精進料理においてはお坊さんたちは元気で、イライラしたお坊さんも見たことないよね・・・。殺生を禁じる期間以外は少しは食べてもよいそうだが、昔はどうだったのだろうか。日本人は海藻を分解できるといわれ、ビーガンに欠乏しがちなミネラルは海苔などの海藻から摂取できていたかもしれない。日本人のDNAにあった日本食が私たちにとって素晴らしい健康食であると思わせる一場面の会食だった。子供達に伝える食育もDNAでつないできた日本食の良さを伝えたいものだ。