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【毎日おかゆレシピ】8/1 黒ごま粥キムチのせ

毎日おかゆレシピ
今日は何の日?

八日朔日

旧暦の8月1日頃、早稲の実が実り、「八朔の祝い」が行われ、収穫期前の最後のお祭りではお粥を食べる習慣があった。宮中では古くから、疫病除けに効果があると信じられていた「尾花粥(すすきの穂を黒焼きにして、お粥に混ぜたもの)」を食した。この習慣は江戸時代の民間にも広がり、「黒ごま粥」に変わった。黒ごまは暑さや疲れ、暑気払いに良いとされ、夏バテ対策として用いられた。ごまの外皮は硬いため、よくすり潰し吸収率を良くしてからお粥に加える。黒ごま粥自体には味付けをせず、消化吸収に良い発酵食品である味噌を添えて食べる。

今日のおかゆレシピ
アレンジ粥:黒ごま粥キムチのせ


【材料:1人前】
練り黒ごま・・・大さじ1
米パフ・・・50g
熱湯・・・カップ1(200ml)
黒すりごま・・・少々(2g)
塩・・・少々

【作り方】
1.熱湯に練り黒ごまを加え、米パフをかける。
2.1に黒須りごまとキムチをのせて出来上がり。

今日のおかゆ:栄養のポイント
栄養成分:黒ごま
ゴマリグナン(セサミン、セサミノールなど)やビタミンEを含み、抗酸化作用があります。リノール酸、オレイン酸といった体内で合成できない必須脂肪酸やカルシウムやマグネシウムなど各種ミネラルも豊富に入っています。また、ごまは潰したほうが吸収がよくなります。