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私たちは栃木で活躍する管理栄養士によるネットワークです。食の健康と安全のスペシャリストとして、地域を元気にするフードを提案します。

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野菜の害「光毒性」って?食べ方に気を付けよう!

からだの健康

お野菜を食べていたらヘルシー食?食べ方に気を付けよう!朝食にフルーツや生野菜はヘルシー食と思われがちですが、ソラレンという「光毒性」をもたらす物質が、レモン、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類に、そのほかセロリ、胡瓜、パセリ、人参、春菊、野沢菜などなどに含まれており、摂取して2時間から7時間の間に光毒性が発生し、シミやしわの原因なるらしい。ソラレンは加熱に弱いので加熱して喫食には問題はない。そこで生で食べるスムージーはどうなのか。これらの果物や野菜などのスムージーは午前中や昼は避けたほうがよさそうですね。それ以上に液体のスムージーをどかっと胃に入れることはあまり良くないといわれています。口から入った食べ物をよく噛むことは口の酵素や胃腸の酵素なども出るので消化や吸収に良い。噛むことによって脳の働きもよくなり、脂肪の代謝にも影響するといわれています。米国ハーバード公衆衛生大学院での実験で、ブルーベリーやぶどう、リンゴなどを1か月に2サービング喫食している人は1サービングの人より糖尿病のリスク23%減少した。逆にフルーツジュースを毎日飲む人は糖尿病リスクが21%上昇し、さらに週3回のジュースを果物に置き換えて食べると糖尿病リスクが7%減少したというデータが発表された。ということは果物をジュースで摂るよりはよく噛んで口から食べたほうが健康に良いということですね。噛むことが健康に良いということや光毒素を考えると、朝スムージーは健康食とは言えないとうことになりますね。噛んでおいしく食べる=健康に生きるという栄養は私たちの祖先から受け継いだ人体の神秘ですね。