食と農の文化祭に管理栄養士、栄養相談ブースを出展して、肌年齢とAGE測定をやらせていただきました。
AGE’s（終末糖化産物）とは「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」のこと。体内に溜まり、老化を進める原因になっています。
シミ・シワや認知症などもありますが、体は蛋白質と水分でできていますので、AGEは色々なところにくっついて溜まります。
ターンオーバー（細胞の入れかわり）するまで体内にのこるのですぐには改善しない結構怖い存在です。
AGEが血管に蓄積すると心筋梗塞や脳梗塞、骨に蓄積すると骨粗しょう症、目に蓄積すると白内障、全身の健康に影響を及ぼし疾病を起こすリスクとなります。
AGEを体内に溜めない工夫が必要で、料理方法（高温で調理するほど増加する）、食物の選び方、食事の食べ方、糖質のコントロールや血糖値コントロールなども必要といわれています。
サビの原因である活性酸素は、人間に不可欠な酸素から発生し、焦げは人間の活動や脳などのエネルギーとして不可欠な糖質から発生するなんて、なんとも切ない事実ですね。
昔より生活活動量が減少している現代人の健康には、糖質を少し少なくするローカーボ食が注目されています。
